2021.06.02

アーカイブ100体がそろう!髙田賢三の回顧展!母校、文化服装学院で開催!!

【日程変更】母校、文化服装学院にて
髙田賢三回顧展を開催!!

(5/11)新型コロナウィルス感染症対策に伴う緊急事態宣言延長のため、下記の開催日程に変更となりました。

民族やスタイルなど、異質な要素を組み合わせるバランス感覚の優れた髙田賢三は、紛れもなく日本人として初めてパリに認められたファッションデザイナー 。国籍も性別も関係なく、純粋に服と人を愛し、愛された髙田賢三。
そんな彼がパリをにぎわせた 1970-’80年代のコレクションアーカイブやファッション資料を一堂に集めた 「- Dreams -to be continued – 髙田賢三回顧展」を母校である文化服装学院内の文化学園服飾博物館にて開催。
アーカイブのほかにも、文化学園で所蔵する貴重な写真や髙田賢三のこれまでの人生、ファッションデザイナーとしての功績を掘り下げて紹介する貴重な機会。1961年、学生時代に受賞した第8回装苑賞の作品も展示予定。

「Dreams -to be continued 髙田賢三回顧展」
期間:5月 21 日(金)~6月21 日(月)

⇒ 6月1日(火)~6月27日(日) 日程変更
時間:10 時~19時
会場:「文化学園服飾博物館」

東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル1 階
TEL:03-3299-2387
入館料: 一般 ¥500、大学・専門学校・高校生 ¥300  
会期中無休
https://museum.bunka.ac.jp


※新型コロナウィルス感染症対策のため、上記イベント日程など変更となる場合がございます。予め、ご了承下さい

髙田賢三 Kenzo Takada

兵岸県姫路市出身。文化服装学院が男子の入学を認めて2年目の年に入学。同期には、デザイナーのコシノジュンコ、松田光弘、金子功などがいる。卒業後、「ミクラ」を経て「三愛」に入社。三愛時代に休職して渡仏し、1970年に自身のブランドを立ち上げ、パリでコレクションデビュー、また、ブティック「ジャングル ・ ジャップ」を開店。’99年、 30周年を最後に`ケンゾー”のデザイナーを退き、自身のデザイン活動を続ける。2020年にはホーム&ライフスタイルブランド ‟K三(ケイスリー)” をスター トさせた。同年10月、新型コロナウイルス感染による合併症のため死去。享年81 歳。
PHOTO:Chieko Hama 


展示を記念して、本学園文化出版局が発行する『装苑』5月号p.38~「高田賢三 夢の続きをみたくて」では、時空を超えたミックススタイルやビジュアル、日本人のファッションデザイナーとしてパリでも愛された髙田賢三のモード界における功績や回顧展についてのコラムを紹介。

モデルとして登場しているのは、母校である文化服装学院の学生たち4名。当時のKENZOデザインを象徴するアンチクチュールやフォークロアスタイルを新しい解釈でファッションに。そのスタイリングを手がけたのはイベントポスターヴィジュアルも担当しているファッションディレクターの山口壮大が担当。その撮影風景が動画で公開されました。モデルとして参加した学生たちのコメントと合わせて、ぜひご覧ください。


KENZO 専属テキスタイルデザイナー 真下 仁さんが描いた芍薬をモチーフとしています。

博物館や学校購買部、下記のオンラインショップで販売しております。
 購買部オンラインショップ


以下、「装苑」「ハイファッション」掲載写真より。

70-’71年AW、2回目となるショーのプレスキット。
左から:パリにてクリスチャン ラクロワ、カステル バジャック、ソニア リキエル とともに
パリの初ブティック「ジャングル ・ ジャップ」の店内にて。
ブランドのミューズモデル、山口小夜子さんと。
第8回装苑賞を獲得した作品